世界エイズデー前後におけるエイズ検査の実施について
〜全国の保健所及び検査室等の全検査日程の紹介(今回初)〜

12月1日は世界エイズデーです。そこで、全国の保健所及び検査室等においては、日頃実施しているエイズ検査に加えて、世界エイズデーの前後の時期に、イベント会場で検査したり、保健所等の開所日を追加したり、時間を延長したりするなど、検査を受ける方がより利用しやすくなるよう、様々な取り組みを進めています。 

今回、初めて日本全国の保健所及び検査室等の全検査日程を紹介します。このことにより、最寄りの検査会場をご存じになることにより、1人でも多くの方がエイズ検査に足を運んでいただけるよう願っています。

《世界エイズデーとは》

WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。我が国においても、その趣旨に賛同し、毎年12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進しており、全国各地で様々な「世界エイズデー」イベントが実施されています。


《わが国におけるHIV/エイズの状況とエイズ検査について》

日本では今なおHIV/エイズが増え続けています。


昨年1年間に新たに報告されたHIV感染者及びエイズ患者数は、HIV感染者数が780件、エイズ患者数が385件とあわせて合計1,165件となり、初めて1,000件を突破し、いずれも過去最高となっています。HIV感染者は20代から30代が全体の約7割を占めており、特に若者に対する対策が必要となっておりますHIV/エイズは、自分に関係ないやと無関心でいられるのでしょうか?

HIV感染のほとんどが、性的接触によるものであり、誰でも感染する可能性があります。しかも、長期間、自覚症状が殆どないため、気づかずに、うつしたり、うつされたりする危険があります。

早期発見は、早期治療に結びつき、病状の重症化防止につながります。

 

受けやすくなってきたエイズ検査

エイズ検査は、全国の保健所で受けることができます。しかも、「無料」「匿名」です。
しかしながら、保健所の検査については、基本的には平日昼間など限られた日時にしか実施していないことや、保健所の立地条件が必ずしも良くないこと、保健所そのものが日常生活に馴染みが薄いこと等から一部には「エイズ検査は敷居が高い」という声も聞こえてきます。
そこで、厚生労働省や全国の地方自治体では、より利便性の高い検査体制の実現に向けて、さまざまな取組を進めています。保健所等で検査を行っている全国127の自治体のうち、約7割の自治体が何らかの手法を取り入れています。

 

来年度から、「HIV抗体検査普及週間(仮称)」を創設します

国や都道府県等が行う検査・相談体制の充実を図る取り組みを強化するとともに、国民のHIV/エイズに対する関心を喚起するきっかけとなるよう、来年度からHIV抗体検査普及週間(仮称)を創設します。保健所や検査室等においては、土日または夜間検査等利便性の高い体制で検査・相談を実施するとともに、地域住民に対して検査受診に係る普及啓発を行います。

なお、世界エイズデーの半年前の6月1日を含む1週間を予定しています。

 

《全国の保健所及び検査室等の全検査日程について》

個別の検査会場における日程等については、それぞれの問い合わせ先へご確認下さい。

⇒ 一覧はこちらからPDFファイルにてダウンロードできます。(146KB)