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世界エイズデー・キャンペーンテーマ決定

 平成22年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマについて 

平成21年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ Living Together ~いま、何をすれば良いのか聴かせて?~

 エイズの原因となるHIVというウイルスに感染しても仕事をやめることはないし、生活も続けられます。治療の進歩は、安心して検査を受けられる条件を整え、予防対策にも貢献しています。エイズに取り組み続けたたくさんの人がいてここまできました。社会の理解が広がり、関心を持つ人が増える。治療も予防も、そのことに支えられています。


本キャンペーンテーマは、フォーラム等を通じて多くの方々のご意見をふまえて決定しました。
⇒Making the AIDS Campaign エイズキャンペーンフォーラム報告(外部リンク)
http://asajp.at.webry.info/201006/article_3.html
 
 
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平成21年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ Living Together ~いま、何をすれば良いのか聴かせて?~

 
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平成21年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ Living Together ~いま、何をすれば良いのか聴かせて?~

仕事も生活も続けよう
HIVに感染している人が初めて感染を知ったときに、ショックと混乱で今までの生活が続けられないと思ってしまう。思いあまって会社を辞めてしまう。そんな話をしばしば聞きます。でも、辞める必要は全くありません。仕事を含めKeep your life、今の生活を維持し、その基盤の上に治療を考えていくことが大切です。
 
抗レトロウイルス治療を続けよう
HIV感染が分かったら、生活を維持しつつ、適切な時期に治療を開始することで、エイズの発症や発症した場合の病状の進行を抑えることが可能になります。HIVというウイルスが体内で増えることを妨げる抗レトロウイルス薬(ARV)を複数組み合わせて使う抗レトロウイルス治療(ART)を開始したら、途中で止めずに治療を続けることが大切です。
 
エイズの流行と闘う人達を支え続けよう
厚生労働省エイズ動向委員会の報告(2009年)では、男性同性間の性感染がHIV新規感染者報告のほぼ7割、エイズ患者報告のほぼ5割を占めています。大都市圏のゲイコミュニティで予防や検査を呼びかけてきた成果の反映ではありますが、同時に国内のHIV感染が少なくともこの10年、ゲイコミュニティを中心に広がってきたことを示唆するデータでもあります。感染の現状に対応し、予防対策は男性同性間の性感染に焦点を当てる必要があります。ただし、その努力はゲイコミュニティだけで完結するものではありません。エイズの流行に大きな影響を受けているコミュニティを取り巻く人と社会が広くその努力の必要性を理解し、支援することがエイズとの困難な闘いを継続する大きな力になります。
 
予防と支援のメッセージを送り続けよう
エイズの流行が世界に広がり始めてから既に約30年が経過しています。何度も同じメッセージを繰り返されたのでは、さすがに心には届きません。送り手も疲れてきます。HIVはそうした厭戦ムードを糧に広がるウイルスでもあります。縁あってエイズ対策に関心を持った人達が疲れ切ってしまわないよう、予防、治療や支援のメッセ-ジを楽しく送り続けられる工夫と励ましも大切です。
 
ユニバーサルアクセスを目指し続けよう
HIV/エイズに関する予防、治療、ケアや支援を必要とする人が、誰でもその必要なサービスを利用できる。それがユニバーサルアクセスです。日本を含む世界中の国が2010年12月末までにユニバーサルアクセスを達成することを約束しています。その約束は果たせそうにありませんが、実現に向けた努力は約束期限が過ぎても続ける必要があります。それがKeep the promise、約束を守ることです。
 
関心を持ち続けよう
以上のすべてのことは、エイズ対策への社会的な理解が広がり、関心を持つ人が増えることで初めて可能になります。感染症に対する関心はその時々の社会の出来事や雰囲気によって変化しますが、HIVは社会の雰囲気や一時的な対策の盛り上がりで流行が拡大したり、終息したりするタイプのウイルスではありません。対策もまた息長く続ける必要があります。HIV陽性者は既に会社、学校、病院、近所の商店街や同じ団地や……といった様々な場所で生活しています。もう既に社会の中で一緒に生きている。そのことを理解できる機会が増えれば、HIV/エイズは他人事ではないといったメッセージも、異なる意味を持って伝わってくるかもしれません。