1.医療従事者の心構え

 HIV感染者であるという理由だけで医療関係者が診療を拒否したり、消極的になることがあってはならない。
 診療を求める者に対して診療に応ずること、その過程でより専門的な医療を要すると判断した場合には、適切な医療機関を紹介するといった対応を行うべきことは、他の疾病の場合と全く同様である。
 HIV感染経路はすでに明らかにされており、慎重に感染予防の処置を施すことにより、医療現場における医療従事者の感染のリスクを回避できることを、全ての関係者が十分に理解することが不可欠である。
 感染予防のための具体的なガイドラインが周知され、HlV感染者の医療現場での円滑な受入れが図られるよう、全ての医療従事者が真剣に取り組むことが必要である。