世界エイズデー(12月1日)啓発キャンペーン

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令和元年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ

キャンペーンテーマ

UPDATE! 話そう、HIV/エイズのとなりで ~検査・治療・支援~

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テーマの趣旨

本キャンペーンテーマは、主として次に掲げるメッセージを発信するものです。

 HIV/エイズに関する取組は、今、大きな転換期となっています。
 治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。
 また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人から他の人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。
 つまり、治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。

 しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、HIV/エイズについては、原因不明で有効な治療法が無く死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。そのことがHIV感染を心配する人たちを検査や治療から遠ざけ、また、差別や偏見を招く要因の一つになっているとも言われています。

 そこで、今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、HIV/エイズに関する知識、行動の「UPDATE(更新)」をキーワードとしています。多くの人がHIV/エイズに関する正しい知識を身につけ、自分の「となり」にある身近なものとして語り合うことで、検査、治療、支援という具体的な行動につながるよう後押しします。また、このテーマには、HIV陽性者やHIV感染を心配する人たちに社会全体で寄り添うことの重要性を伝えるメッセージも込められています。

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留意点

 キャンペーンテーマは上記趣旨を踏まえ、世界エイズデー関連イベントに限らず、啓発資材や講演・研修会の内容への盛り込み、名刺やメール署名への記載等、年間を通じ、啓発活動の場において広くご利用ください。
 なお、『UPDATE!』は英文表記としますが、ポスターやチラシで縦書きにする必要があるときに限り、カタカナ表記で『アップデート!』とすることも可とします。
 キャンペーンテーマの趣旨は、エイズ予防情報ネットにも掲示いたしますので、ウェブサイト等で啓発活動を展開する場合のリンク先として適宜ご活用ください。
https://api-net.jfap.or.jp/index.html

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