世界エイズデー(12月1日)啓発キャンペーン

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平成26年度 世界エイズデーポスターコンクール審査結果

最優秀賞(各部門)

  • 小学生の部
  • 角田 実李さん
    小学生の部
  • 中学生の部
  • 柿田 はなさん
    中学生の部
  • 高校生の部
  • 田中 裕斗さん
    高校生の部
  • 一般の部
  • 永井 優衣さん
    一般の部

※一般の部 永井 優衣さんの作品が平成26年度「世界エイズデー」ポスターに選ばれました。

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平成26年度世界エイズデーポスターコンクール講評

審査員長 中島 邦信
 本年度の「世界エイズデー」ポスターコンクールの応募は、小学生の部38点、中学生の部262点、高校生の部260点、一般の部179点の計739点でした。これは平成13年度のポスターコンクール開始以来、3番目の多さとなります。
 9月24日に第一次審査会が開催され、それらの中から小学生の部17点、中学生の部20点、高校生の部18点、一般の部20点が選ばれました。
 9月29日に第二次審査会が開催され、部門ごとに最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点が選ばれ、最後に最優秀賞作品の中から啓発普及用ポスターに使用する作品の選考が行われました。
 以下、部門ごとに最優秀賞について簡単に選評を記します。

小学生の部

〈小学生の部〉

 最終的に角田実季さんの「黄色地にHIV・リボン・STOP AIDS」、松岡美樹さんの「知ろう!エイズを・考えよう大切な人のこと」、兵藤かほるさんの「みんなで知ろうHIV」の3点にしぼられ、その中から角田実季さんの作品が、色使いが鮮やかで人目を引く、小学生らしくシンプルで力強い、あたたかみがある等の評価を得て、最優秀賞に選ばれました。ポスターはわかりやすくメッセージを伝えることが大切ですが、その前にまず人目を引かなければならず、この作品はそうした基本をしっかりとふまえています。

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中学生の部

〈中学生の部〉

 柿田はなさんの「STOP! AIDS・大切な人と話しませんか」と可児桃子さんの「男性マークにコンドーム・傷つかない気遣い」の2作品が競いました。可児桃子さんの作品にはアイデアがありグラフィック面での評価も高く、一方柿田はなさんの作品は「大切な人と話しませんか」というコピーの持つメッセージ性に注目が集まりました。議論を深める中で、可児桃子さんのコンドームが一見わかりにくいという懸念が出され、柿田はなさんのコピーについては呼びかける対象が包括的であり、浸透性即ち訴求力に富むという見解が複数述べられ、大半の委員の賛同を得て柿田はなさんの作品が選ばれました。ただ、背景が白いままなのでその処理にもう一工夫欲しかったとの意見も出されました。

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高校生の部

〈高校生の部〉

 田中裕斗さんの「つけねば。」と早崎瑞月さんの「小指を結ぶリボンとコンドーム」が最初から拮抗(きっこう)しました。「つけねば。」はグラフィック・コピー共に型破りの作品で、インパクトが強く、素通りを許さない存在感があります。一方「小指」の方はグラフィック的に洗練されており、リボンがコンドームを形作るというアイデアもあり、今年度のキャンペーンテーマ"AIDS IS NOT OVER"も入っていて、模範解答のような作品です。前者を推す委員は積極的支持であり、後者を推す委員はベターチョイスであり、互いに当初の意見のまま決着はつかず、投票で多数の支持を得た田中裕斗さんの「つけねば。」に決定しました。委員からは「衝撃的」とか「これが選ばれたことで新しい時代に入った」とのコメントも寄せられました。

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一般の部

〈一般の部〉

 最終的に田村貞夫さんの「検査¥0」と永井優衣さんの「レッドリボンに人のシルエット」の2作品の間で議論が戦わされました。「検査¥0」は保健所の無料検査を知らない人が多く、啓発に有効という意見、携帯電話の広告を連想させるとの指摘等が出されました。一方「人のシルエット」については「あなたを知りたい」というメッセージの新しさ、2人のシルエットが男性か女性か特定できない故に、さまざまな組み合わせを連想させる等の意見が述べられました。支持はどこまでも割れたままで、最後は投票で永井優衣さんの「人のシルエット」が選ばれました。

〈ポスター使用作品の選考〉

 高校生の部の田中裕斗さんの「つけねば。」と一般の部の永井優衣さんの「レッドリボンに人のシルエット」の間で意見が分かれました。「つけねば。」は部門選考の段階からそのインパクト故に積極的支持を得ており、一方「人のシルエット」はユニセックス的シルエットの暗示する組み合わせの多様性、訴求対象の広がりによる有用性が支持の根拠になっています。議論を進めるうちに、「人のシルエット」については「優等生的で新味に乏しい」という意見と、「すべての性の組み合わせに対してメッセージを投げかけるポスターは初めて」という意見が、また「つけねば。」については「現場で貼ってもらえるか不安が残る」という懸念が出されました。最終的には決戦投票により、僅差で永井優衣さんの「人のシルエット」が選ばれました。

 なお、審査に当たり心が痛んだのは、募集要領違反で審査前に失格となった作品が4部門合わせて148点もあったことです。画用紙を縦長に使うべきところを横長にしたり、漢字や英語のスペルが間違っていたり、レッドリボンがピンクリボンになっていたり、本当に残念でなりません。次回からは募集要領をしっかり守って、途中下車となることがないよう審査会に臨んでください。

趣旨

平成26年度「世界エイズデー」のポスターのデザインを、全国の小学校、中学校、高等学校に在学する児童・生徒及び一般を対象に募集する。

主催

公益財団法人エイズ予防財団

募集区分

(1)小学生の部 (2)中学生の部 (3)高校生の部 (4)一般の部

募集期間

平成26年4月17日(木)~9月5日(金)

募集内容

募集する作品は、一人ひとりがエイズ予防に取り組むことを訴えるものや、エイズ患者・HIV感染者への理解と支援を呼びかけるものとする。

応募点数

(1)小学生の部   38点
(2)中学生の部  262点
(3)高校生の部  260点
(4)一般の部   179点   合計 739点

審査基準

選考は各審査員が優秀と認めた作品の中から、審査会で「エイズ予防」や「エイズ患者・HIV感染者への理解と支援」を視点として、表現内容や独創性などを考慮して入賞作品を決定する。

審査会準

  • 第1次審査会 平成26年9月24日(水) 13:30~16:30
  • 第2次審査会(本審査会) 平成26年9月29日(月) 14:00~16:00

入賞作品

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入賞者

小学生の部

  • 最優秀賞角田 実李  さん
  • 前橋市立大胡東小学校 6年生
  • 優秀賞松岡 美樹  さん
  • ひたちなか市立市毛小学校 5年生
  • 優秀賞森田 明日香 さん
  • 羽生市立新郷第一小学校 5年生
  • 佳作小林 玄乃亮 さん
  • 日光市立猪倉小学校 6年生
  • 佳作山口 菜桜  さん
  • 宜野湾市立嘉数小学校 6年生
  • 佳作兵藤 かほる さん
  • 佐野市立城北小学校 6年生

中学生の部

  • 最優秀賞柿田 はな  さん
  • 茅ヶ崎市立赤羽根中学校 3年生
  • 優秀賞可児 桃子  さん
  • 多治見市立笠原中学校 3年生
  • 優秀賞吉田 佳奈  さん
  • 豊橋市立中部中学校 3年生
  • 佳作山口 汐音  さん
  • 武蔵野市立第二中学校 3年生
  • 佳作小川 芽利加 さん
  • 杉並区立和田中学校 2年生
  • 佳作笠井 万由奈 さん
  • 豊橋市立豊岡中学校 2年生

高校生の部

  • 最優秀賞田中 裕斗  さん
  • 九州産業大学付属九州高等学校 3年生
  • 優秀賞小池 みのり さん
  • 富山県立富山北部高等学校 3年生
  • 優秀賞早崎 瑞月  さん
  • 富山県立富山北部高等学校 3年生
  • 佳作吉村 麗奈  さん
  • 富山県立富山北部高等学校 3年生
  • 佳作井上 亜佑美 さん
  • 兵庫県立姫路工業高等学校 2年生
  • 佳作鵜木 未歩里 さん
  • 鹿児島県立隼人工業高等学校 2年生

一般の部

  • 最優秀賞永井 優衣  さん
  • 日本アニメ・マンガ専門学校
  • 優秀賞江成 桃   さん
  • 日本工学院八王子専門学校
  • 優秀賞田村 貞夫  さん
  •  
  • 佳作梅原 沙季  さん
  • 双葉学園福岡デザイン専門学校
  • 佳作河東 礼子  さん
  •  
  • 佳作永井 明日香 さん
  • 神戸スポーツアートCocoro専門学校

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エイズ予防財団ポスターコンクール審査会 審査員(敬称略 五十音順)

  • 審査員長中島 邦信
  • 前職 公益社団法人ACジャパン常務理事
  • 審査員大石 敏寛
  • せかんどかみんぐあうと代表
  • 審査員何  英二
  • 前職 株式会社電通クリエイティブ局
    クリエイティブディレクター
  • 審査員北原加奈子
  • 厚生労働省健康局疾病対策課課長補佐
  • 審査員広沢  誠
  • AAA運営事務局事務局長
  • 審査員松永 夏来
  • 文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課
    学校保健対策専門官
  • 審査員宮田 聖子
  • デザイナー

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