世界エイズデー(12月1日)啓発キャンペーン

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令和8年度 
世界エイズデーポスターコンクール審査結果

最優秀賞(各部門)

  • 小学生・中学生の部
  • 中橋 綾穂さん
    小学生・中学生の部
  • 高校生の部
  • 伊藤 朱里さん
    高校生の部
  • 一般の部
  • 梅原 明理さん
    一般の部

「高校生の部」伊藤朱里さんの作品が令和8年度世界エイズデーキャンペーンポスターに選ばれました。

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令和8年度
世界エイズデーポスターコンクール講評

審査員長 中島 邦信
 本年度の世界エイズデーポスターコンクールの応募は、小学生・中学生の部29点、高校生の部354点、一般の部84点の計467点ありました。
 第一次審査は9月18日にオンラインで行われ、それらの中から小・中学生の部21点、高校生の部27点、一般の部28点が審査を通過しました。10月5日に第二次審査会が開催され、部門ごとに最優秀賞1点、優秀賞2点、佳作3点が選ばれ、最後に最優秀賞作品の中から世界エイズデーキャンペーンポスターに使用する作品の選考が行われました。
 今年も二次審査会には審査員全員が顔を合わせ、率直で核心をついた意見の交換がなされました。以下に選評を記します。

〈小学生・中学生の部〉
小・中学生の部
 野間遥さんの「『知りたいの。私の体に関わる大切なことだから。』」、中橋綾穂さんの「『一人で向き合うものじゃない』・ハート・支える手」、鳥海由莉さんの「耳とレッドリボン・『エイズの悩み聞かせてください』」、新城乃愛さんの「楽しく食事する二人・『HIVを知る』」、白石理紗さんの「『怖いだけで終わってない?』・虫眼鏡・U=U」がそれぞれ3票を得ました。野間遥さんの作品については「イラストが繊細でメッセージともよくマッチしている」、「絵が爽やかでメッセージも自分ごととして共感度が高い」との意見が寄せられ、中橋綾穂さんの作品には「『一人で向き合うものじゃない』『みんなで支えあうもの』というメッセージに心を打たれた」「イラストにも包み込まれるような温かみがある」といったコメントが述べられました。鳥海由莉さんの作品には「割れたハートが耳を通ることで修復される」という絵とアイデアを評価する声が複数寄せられました。新城乃愛さんの「楽しく食事する二人」には「深刻になるばかりでなく、このように明るく話し合うのもよい」「コピーにあるように『それは誰かを支える一歩』になる」といった好感度の表明がありました。白石理紗さんの作品には「とても丁寧に描かれている」「イラストのクオリティが高い」といった評価が異口同音に寄せられました。ただ、タイポグラフィの弱さ(文字が目立ちにくいこと)だけが惜しまれました。以上5作品に対して審査員の挙手を求め、中橋綾穂さんの作品が最優秀賞に選ばれ、優秀賞には白石理紗さんと新城乃愛さんの作品が、佳作には鳥海由莉さんと野間遥さんの作品が選ばれました。小学生の部で唯一、一次選考を通った長谷川栞里さんの「『正しく知ろうHIV』・『日常生活ではうつらない』」は出来栄えに感嘆と激賞の声が上がり、同じく佳作に選ばれました。

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〈高校生の部〉
高校生の部
 伊藤朱里さんの「星空にAIDS・『あなたの悩みはあなただけのものじゃない』」が満票を得ました。4票は田中奨真さんの「『つながることで、未来は変えられる』」、3票は佐藤柚希さんの「赤地にテーマ・糸電話とレッドリボン」、2票は4作品で大黒なのはさんの「『ずっと一緒にいたいから』」、池田宗弥さんの「テーマ・『1人で悩まないで、AIDSのこと』」、塩田隆翔さんの「『気づく・知る・理解する・行動する』の4段階」、服部由奈さんの「『知ろう、話そう、支え合おう』・一筆書きの二人」でした。伊藤朱里さんの作品には「シンプルで大自然、宇宙を感じさせる」「今までにない構図」「まさにキャンペーンテーマの趣旨につながる作品」「グラデーションが美しい」といった賛辞が相次ぎました。田中奨真さんの作品には「構図が斬新であり、光に向かっているところにポジティブな姿勢を感じさせる」「絵とメッセージがリンクしている」等のコメントがありました。票を投じなかった審査員はエイズと言うよりも「『We are the World』の世界を連想してしまった」とのことでした。佐藤柚希さんの作品については、思い切った赤色の使い方とシンプルなメッセージが好評でした。最終的に最優秀賞は上位3作品の中から選ぶことになり、挙手の結果、全員一致で伊藤朱里さんの作品が最優秀賞に選ばれました。優秀賞にはまず田中奨真さんの「つながることで」が選ばれ、もう1作品は挙手を繰り返した結果、塩田隆翔さんの「気づく・知る・理解する・行動する」が訴求力を評価され選ばれました。佳作には佐藤柚希さんの作品に加えて、大黒なのはさん、服部由奈さんの作品がそれぞれ選ばれました。いずれも完成度の高い巧みな作品です。

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〈一般の部〉
一般の部
 大櫛咲絵さんの「テーマ・赤の受話器」、梅原明理さんの「レッドリボンのシートベルト」、神田はるさんの「赤の相合傘・『話したい時に、話してほしい。』」の3作品が3票を得てリード、石井優希さんの「支える手・『一人で抱えないで誰かに相談』」、伊藤妃織さんの「裂け目・『正しい知識で、差別のない社会へ。』」、竹下梨花さんの「パズル・『理解への最後のピース』」、山之内姫華さんの「『進もう、自分のために。』・HIVを横断歩道になぞらえて」、大谷博之さんの「テーマ・STOP AIDSの風船を手に」、関裕華さんの「人の輪・『1人じゃないよ。知る事で差別を無くそう』」の6作品が2票でこれに続きました。大櫛咲絵さんの作品には「今年のテーマに沿った巧みな表現」、「固定電話の受話器というチョイスがテーマにぴったり」といった意見が寄せられました。梅原明理さんの作品はシートベルトを使ったアイデアが秀逸で、「これまで思いつかなかった」、「こんなレッドリボンの使い方があったのか」、「守るということがよく伝わる」等、感嘆交じりの評価が続きました。神田はるさんの作品には「温かみがあり、共感性のある表現」、「ほのぼのとして和田誠さんのイラストを彷彿させる」といったコメントが寄せられました。以上3作品の中から最優秀賞を選ぶことになり、梅原明理さんの「シートベルト」が3票を獲得、投票しなかった1人に異議はなく、もう1人は「赤の相合傘」支持を変えませんでしたが多数決で梅原明理さんの作品が最優秀賞に決まりました。優秀賞は大櫛咲絵さん、神田はるさんの作品の他に、石井優希さんの「支える手」が実は「引っ張り上げている」ようだとの新解釈が複数委員から出て、以上3作品の中から選ばれることになりました。挙手の結果は当初の得票どおり、大櫛咲絵さんと神田はるさんの作品が優秀賞に選ばれました。佳作には石井優希さん、大谷博之さん、関裕華さんの作品がそれぞれ選ばれました。大谷博之さんの作品には「すっきりして見やすい」「優しさを感じる」といった感想が寄せられました。関裕華さんの作品にも「『1人じゃないよ。』という言葉と人の輪に優しさを感じる」というコメントが寄せられました。

〈キャンペーンポスター作品の選考〉

 各部門の最優秀賞作品を前に貼り出した上で、審査員に挙手を求めたところ、「一般の部」3票、「高校生の部」2票と票の割れる結果となりました。改めて各審査員にコメントを求めると、「一般の部」の3票はいずれも迷った末の行使であることが判明しました。再挙手の結果は「高校生の部」伊藤朱里さんの作品が満票を得て、本年度のキャンペーンポスター作品に決定しました。
 今年も最後に一言。今回も「規定外」の作品が25点、全体の5.4%です。昨年からは大幅に改善しましたが、まだ20人に1人、残念でなりません。「実施要領」を慎重にご確認のうえ、誤字、スペルミス等に気を付けて応募してください。来年も多数の応募を期待しています。

目的

WHO(世界保健機関)の定める世界エイズデー(World AIDS Day:12月1日)に際し、全国の小学校・中学校・高等学校及び一般を対象に、ポスターデザインを募集するコンクールを実施し、ポスターの制作を通じてHIV/エイズについて考え、これらに対する知識と予防の理解を深めることを目的とします。

主催

公益財団法人エイズ予防財団

募集区分

(1)小学生・中学生の部 (2)高校生の部 (3)一般の部

募集期間

令和8年5月20日(水)~9月3日(木)

募集内容

募集する作品は、一人ひとりがHIV感染予防に取り組むことを訴えるもの、HIV陽性者・エイズ患者への理解と支援を呼びかけるもの、HIV検査の受検を呼びかけるものとする。

応募点数

(1)小学生・中学生の部  29点
(2)高校生の部     354点
(3)一般の部       84点   合計 467点
  • 審査基準
    エイズ予防財団ポスターコンクール審査会において、HIVとエイズに関する正しい理解、HIV感染予防、HIV検査の周知、HIV陽性者・エイズ患者への理解と支援、多様性の尊重等の視点から、応募作品のキャッチコピーやメッセージ等の正確性、表現の適切さ、ポスターとしての完成度・デザイン性・メッセージ性・インパクト・期待できる効果等について審査を行います。
  • 審査会
    ■第一次審査 令和8年9月18日(金)
    ■第二次審査 令和8年10月5日(月)

入賞作品

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入賞者

小学生・中学生の部

最優秀賞
中橋 綾穂 さん
大阪府大阪市立成南中学校 3年生
優秀賞
白石 理紗 さん
愛媛県今治市立西中学校 3年生
優秀賞
新城 乃愛 さん
沖縄県北中城村立北中城中学校 3年生
佳作
鳥海 由莉 さん
福岡県小郡市立大原中学校 3年生
佳作
野間  遥 さん
愛媛県今治市立西中学校 2年生
佳作
長谷川 栞里さん
茨城県水戸市立吉沢小学校 6年生

高校生の部

最優秀賞
伊藤 朱里 さん
岐阜県立岐阜各務野高等学校 2年生
優秀賞
塩田 隆翔 さん
早稲田大阪高等学校 1年生
優秀賞
田中 奨真 さん
早稲田大阪高等学校 1年生
佳作
大黒 なのはさん
和歌山県和歌山市立和歌山高等学校 3年生
佳作
佐藤 柚希 さん
香川県立高松東高等学校 3年生
佳作
服部 由奈 さん
サンデザイン専門学校 3年生

一般の部

最優秀賞
梅原 明理 さん
大阪モード学園
優秀賞
大櫛 咲絵 さん
大阪モード学園
優秀賞
神田 はる さん
佳作
石井 優希 さん
大阪モード学園
佳作
大谷 博之 さん
佳作
関  裕華 さん
日本アニメ・マンガ専門学校

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エイズ予防財団
ポスターコンクール審査会 審査員
(敬称略 五十音順)

審査員長
中島 邦信
前職 公益社団法人ACジャパン常務理事
審査員
川畑 千種
文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課健康教育調査官
審査員
何  英二
前職 株式会社電通クリエイティブ局クリエイティブディレクター
審査員
土屋 真希
厚生労働省健康・生活衛生局感染症対策部感染症対策課エイズ対策推進室室長補佐
審査員
都丸 雅明
元 AAA運営事務局事務局長
審査員
灰  来人
グラフィックデザイナー
認定NPO法人魅惑的倶楽部・福岡コミュニティーセンターHACO職員
notAlone Fukuoka HIV陽性者交流会代表

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