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国際エイズ学会(IAS)年次書簡2019「スティグマの本質に迫る」

 バレンタインデーの2月14日、国際エイズ学会(IAS)が2019年の年次書簡『GETTING TO THE HEART OF STIGMA』を発表しました。日本語仮訳版『スティグマの本質に迫る』は公益財団法人エイズ予防財団が翻訳協力を行っています。

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 スティグマについては、日本ではまだ、言葉としての知名度もあまり高くはありません。国際的にはどうでしょうか。書簡では『HIVの流行が始まったころから、スティグマと差別は混同して受け止められる傾向がありました。しかし、この両者は互いに関係してはいるものの、同じものではありません』として、スティグマとは何か、誰がその対象とされるのかといったことから説明しています。
 そして、『スティグマがある限り「エイズの終わり」は訪れません』と述べ、『最も基本的な人としての価値すら軽視されようとしているかに見えるこの危険に満ちた時期において、HIVコミュニティは世界に異なる道筋を示さなければならないのです』と締めくくっています。

IAS公式サイトの原文(英語)はこちらをご覧ください。

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