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UNAIDS 世界エイズデー2020報告書「人びとを中心にすえ、パンデミックに打ち勝つ」

 世界のHIV/エイズ対策の指針として、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が2025年を目標とする新たなターゲットを発表しました。
 国際社会は、2030年に「公衆衛生上の脅威としてのエイズ流行を終結に導く」ことを目指し、中間目標として2020年末までの高速対応(90-90-90ターゲット達成)を掲げてきましたが、実現に至りませんでした。
 このため、UNAIDSは世界エイズデー2020報告書で「世界がその約束を果たす軌道に乗ることはできなかった」との見解を示し、今後5年間の中間目標として新ターゲットを公表しています。
 報告書によると「人びとを中心にした2025年ターゲット」は、
  1. 包括的HIVサービス
  2. 人びとを中心にすえ、それぞれの事情に合わせたサービスの統合
  3. HIVサービスが可能な環境を妨げる社会的および法的な障壁の除去
 の3つのカテゴリーのもとで、「6つの95」などの新指標を打ち出しています。

報告書の「序文」および「第1章」の日本語仮訳です。

原文(英語)はこちらでご覧ください。

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