国連合同エイズ計画（UNAIDS）の2021年版年次報告書が7月14日、発表されました。タイトルは『Confronting inequalities（不平等に立ち向かう）』。同時に発表されたプレスリリースの日本語仮訳を作成しました。
『HIV陽性者はCOVID-19に対し脆弱な立場に置かれているのに、不平等の拡大でCOVID-19ワクチンやHIVサービスを利用できないでいることを強調し、そのエビデンスを示しています』
COVID-19ワクチンの配分をめぐる地球規模の格差が緊急の課題となる中で、プレスリリースでもウィニー・ビヤニマ事務局長が「何百万もの人が救命薬を拒否され、アクセスの不平等のために亡くなっていった。あのHIVの教訓から学ぶことができていないのです。こんなことは到底、受け入れらません」とコメントするなど、かなり厳しい指摘もあえて行っています。

この度、概要版の日本語訳を追加しました。

同時に発表されたプレスリリースの日本語訳です。

英文プレスリリースはこちらをご覧ください。

年次報告書『Confronting inequalities』原文はこちら