国連合同エイズ計画（UNAIDS）の年次報告書Global AIDS UPDATE 2023が7月13日に公表されました。タイトルは『The Path that Ends AIDS（エイズ終結への道）』です。
プレスリリースと報告書のExecutive Summaryを日本語に訳しました。2030年までにエイズを終結に導くことは可能だと強調しています。ただし、強力な政治的リーダーシップに支えられ、十分かつ持続可能な資金を確保し、さらに以下の条件が整えばとの前提に立ったうえでの話。
『データと科学とエビデンスに基づく』『成果を阻む不平等に取り組む』『コミュニティや市民社会組織が対策の中で重要な役割を果たせるようにする』。
当然の指摘かもしれませんが、最近の内外の様々な動きを見ていると、ハードルはかなり厳しいかもしれません。
さらに、アジア太平洋地域版サマリー『アジア・太平洋地域のHIV流行』も公表され、この度、日本語に訳しました。

概要版の日本語訳です。

同時に発表されたプレスリリースの日本語訳です。

アジア太平洋地域版サマリー『アジア・太平洋地域のHIV流行』の日本語訳です。

報告書全文とExecutive Summary、プレスリリースの原文（英語）はこちらでご覧ください。

年次報告書『The Path that Ends AIDS』原文はこちらでご覧ください。

アジア太平洋地域版サマリー『アジア・太平洋地域のHIV流行』の原文（英語）はこちらでご覧ください。