世界エイズデー(12月1日)啓発キャンペーン
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令和3年度「世界エイズデー」キャンペーンテーマ
キャンペーンテーマ
「レッドリボン30周年 ~Think Together Again~」
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テーマの趣旨
本キャンペーンテーマは、主として次に掲げるメッセージを発信するものです。
レッドリボンは、「世界エイズデー」キャンペーンをはじめ、HIV/エイズに関する運動の世界的なシンボルです。
このレッドリボンがエイズのために使われ始めたのは、エイズが社会的な問題となりつつあった30年前のアメリカです。1991年にニューヨークの芸術家たちが、エイズで亡くなった仲間に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を表明するため、レッドリボンをシンボルとする運動を始めました。それから30年が経過してもなお、「レッドリボン」に込められた思いは変わりません。
一方、これまでHIV/エイズに対して様々な取組がなされてきました。
治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人から他の人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。
つまり、治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療法が無く死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。
そこで、今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、HIV/エイズへの理解と支援のシンボルである「レッドリボン」を中心に据えることとしました。レッドリボンが使われ始めてから30周年の節目において、このシンボルに宿る意味を原点に立ち返って考えるとともに、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につけ、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消につなげていきたいと考えています。
レッドリボンは、「世界エイズデー」キャンペーンをはじめ、HIV/エイズに関する運動の世界的なシンボルです。
このレッドリボンがエイズのために使われ始めたのは、エイズが社会的な問題となりつつあった30年前のアメリカです。1991年にニューヨークの芸術家たちが、エイズで亡くなった仲間に対する追悼の気持ちとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を表明するため、レッドリボンをシンボルとする運動を始めました。それから30年が経過してもなお、「レッドリボン」に込められた思いは変わりません。
一方、これまでHIV/エイズに対して様々な取組がなされてきました。
治療法の進歩によりHIV陽性者の予後が改善された結果、HIV陽性者は感染の早期把握、治療の早期開始・継続によりエイズの発症を防ぐことができ、HIVに感染していない人と同等の生活を送ることが期待できるようになりました。また、治療を継続して体内のウイルス量が減少すれば、HIVに感染している人から他の人への感染リスクが大きく低下することも確認されています。
つまり、治療の進歩でHIV陽性者の生活は大きく変わり、HIV感染の予防にもその進歩に支えられた様々な選択肢が用意されるようになりました。しかし、現状はそうした変化が正確な情報として十分に伝わっているとは言えず、有効な治療法が無く死に至る病であった時代の認識にとどまっている場合が少なくありません。
そこで、今年度の「世界エイズデー」キャンペーンテーマは、HIV/エイズへの理解と支援のシンボルである「レッドリボン」を中心に据えることとしました。レッドリボンが使われ始めてから30周年の節目において、このシンボルに宿る意味を原点に立ち返って考えるとともに、HIV/エイズに関する検査や治療、支援などの知識を身につけ、HIV検査の受検促進や差別・偏見の解消につなげていきたいと考えています。
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留意点
キャンペーンテーマは上記趣旨を踏まえ、世界エイズデー関連イベントに限らず、啓発資材や講演・研修会の内容への盛り込み、名刺やメール署名への記載等、年間を通じ、啓発活動の場において広くご利用ください。
また、上記趣旨を広く理解していただくため、ウェブサイト等で啓発活動を展開する場合はこのサイトをリンク先として適宜ご活用ください。
また、上記趣旨を広く理解していただくため、ウェブサイト等で啓発活動を展開する場合はこのサイトをリンク先として適宜ご活用ください。
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